Vol.247 岡山国際サーキット

ラウンド8岡山国際
今年はやたらと台風が上陸する、先日の迷走?台風10号だっけかな、東北に上陸だって、初めて聞いたよ。俺も詳しい事は分からないけど、大体台風は南の洋上、海水温度が高いところで発生、それが太平洋高気圧に沿って台湾や日本の方に来るんだよね。それが何だあの10号。日本列島の東でウロチョロして、最後にはとんでもないところから上陸だって。勢力の強い台風に備えがないのか、岩手や北海道で甚大な被害が出たみたいだね。
被害を受けた地域の皆さまには一日も早い復興をお祈りいたします。

散々台風が来て岡山大会はどうなのかなと気を揉んでいた。今回は木曜日の特別スポーツ走行が組まれていたので一日長いウイークになる。案の定木曜・金曜とウエット。金曜日の午後は雨も止み、何とかドライになったが。

俺は以前から全日本の土曜日にフリー走行の時間を設けて欲しいと申し入れている。今回の岡山はギリギリ乾いた路面を走れたが、運が良かっただけ、少し時間がズレたら土曜日の予選はいきなりドライになるところだった。

全日本の開催施設は現在6会場あるが、各々思考回路は異なる、中でも岡山国際は特別。
とにかく全日本ロードレース選手権をリスペクトしていない、そう感じてしまう。全日本よりもエントリー代金が高いユーロファイターとかいう草レースや観客から別料金を取るピットウオークを大事にする。それらの運営のためには全日本なんて刺し身のツマ?みたいなモンだ。(全日本だって安くないエントリー代金取っている)

今回の被害者?はJ-GP2クラス19周のレースだった。
状況はこうだ、各車サイティングラップを終えてグリッドに着き選手紹介、その頃から雲行きが怪しくほんのわずかに霧雨が落ちてきた。ちゃんとした雨ならみんな迷わずレインタイヤに交換だが、そうでもない。迷っている時に主催者の岡山はスタートディレイ。
全員一旦ピットへ、その後すぐにウエットレース宣言して2周減算17周でリスタート、相変わらず雨は中途半端、路面も濡れているとは言えない。もう少し待てば状況ははっきりするけど、主催者の岡山は待てない。(後に控える営業に差し障りが出るから)
結局ウエット宣言の中“全員”がスリックでスタート、15分後位9周目あたりから雨が本格化し転倒者が出始め11周で赤旗中断。
(もし一人でもレインタイヤで出ていた選手がいたら、もし一人でもピットインしてレインタイヤに履き替えてレース復帰していたら)この赤旗中断のジャッジはとんでもないミスジャッジになる。結局2位を20秒以上離しながら涼は2位。つまんね~。

二つ目のミスは再レースを行わなかった事。これに関しては規則で主催者権限が認められるが、あの状況で再レースを行わないのならどんなレースでも再レースは無い事になってしまう。それくらいコンディションは良かった。(事実、その後の草レースやピットウオークは大いに盛り上がっていた)結局主催者は早く終わらせたかっただけなのでは?

俺は立場上審査委員室や計時室にも行くが、そこで個人的な発言は出来ない、しない。「ウエット宣言は止めた方がいいよ、再レースやらない理由が無いね」独り言のように言うしか出来ない。もちろんその場に居る全ての人達に聞こえるようにね。

昨年から活動が始まったセーフティーオフィサー制度。(全日本ロードレース選手権シリーズでの競技運営を平準化し円滑に執行すること、並びに競技の安全・公平・モラル向上を目的とし、競技監督とMFJセーフティーオフィサーから構成するレースディレクションが競技運営を司る)

今回の岡山で気の毒だったのはセーフティオフィサーに任命されている菅野さん、亀谷の二人。運営側は滅茶苦茶やって言うこと聞かない、参加側からは付き上げられる。気の毒で見ていられなかった。

しかし選手も相変わらずだな、自分の立場も顧みず気に入らないからと文句を言うだけのベテラン選手やチーム代表。少なくとも参加側の俺達だけはプロとしての誇りを持って行動したいモンだ。
ウエットレースではあったが巧が今年初表彰台。出来れば一番てっぺんが良かったけど、辰也が速かった。雨の読みが甘かった俺達は2位で上出来?(苦笑)

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