Vol.252 2017年新年

新年明けましておめでとうございます。

 毎年新たな気持ちで臨むシーズン。今年はどんなシーズンになるかな。

今年ハルク・プロは新たな形態で臨むことになる。MuSASHi RT ハルク・プロとしてJSB1000で高橋巧、J-GP2で水野涼。Mistresa RT ハルク・プロからST600に名越哲平、J-GP2に赤間清の4台態勢になる。

 昨シーズンは全てのクラスでランキング3位以内と、可もなく不可もなく?みたいな成績だったが、やっぱり戦う限りは勝ちたいし、その延長線上にある年間チャンピオンを狙いたい。

 俺達はライダーと違い、長い間レースに参加出来るが、ライダーには“旬”がある。その旬の時期に戦う環境(マシン・競争相手)が整ったライダーはラッキーだ。満足するリザルトを残す事が出来る。もちろんライダーは自分の環境を整えるためにも結果を残さなければならないし、そのために良い環境が欲しいジレンマがあるだろう。そこがマシンを使うスポーツの難しいところではある。

 オートバイはライダーが乗らないと自立すらしない(最近ホンダが発表した自立するオートバイにはびっくりした)し、1mmたりとも前に進まない。ライダーあってこそのオートバイレースなんだ。俺達はその不安定な乗り物のバランスを高めて行く作業に勤しんでいる。

俺がオートバイのレースが好きなのは、きわめて不安定なモノを如何に速く走らせる事が出来るか、ライダー・オートバイのコンビネーションを高め、その出来栄えを競う、不確定要素が多いところに魅力があるのかもしれない。

 日本人ライダーとして世界のトップに立った最初の人が高橋国光さんなのは異論の余地が無いだろう。その国光さんに聞いた事がある。「2輪と4輪のレースはどちらが難しいですか?」俺は「2輪」と答えると思っていたが、国光さんは反して「4輪ですね」と即座に答えられた。「2輪は不安定でも身体を使ってコントロール出来るけど4輪はそうは行かない」。2輪4輪両方の世界で極めた人の、俺みたいな凡人には思いもしない言葉だった。

その国光さんが「でもチームの運営が一番難しいでしょう?自分の手も足も使えないから」と言っていた。俺みたいに『好き』なだけで、レースで結果を残した訳でもない人間には解らないジレンマが有るのかなと感じた。

 今年は新しくJP250にも参戦するつもり。昨年暮れに忠さんから電話で「重樹さん、若い子一人面倒見てよ」と言われ、会ってみた。俺に言わせりゃあ若くは無いけど(19歳)MuSASHi スカラシップトレーニングの時間を有効に使えば、相当上手くなると思う。校長の坂田に、特待生でもいいから頼むよと言っておいた(オーナーの特権?どこぞの国の不正入学娘から比べりゃあ可愛いモンだ())。

 シーズン途中からの参戦になるのかな?CBR250RRの発売待ちだな。JP250のいいところは国内・国際が一緒に走れるところ。競争相手が多ければそれだけタフな戦いになるから。

 JPやAP250のトップと言えば山本剛大?タケはトリックスターでカワサキだと思っていたが、今年はチームがホンダにスイッチしてきた。ライバルになれるくらい頑張って欲しいモンだ。タケも元を正せばハルクJr.だった。時を経て同じ土俵で戦う事になるとは面白いね。

 新しいCBR250RRは楽しみだ。今迄のシングルシリンダーCBRから比べたらずっと戦闘力が上がっているし、カッコいい。ハルク・プロKITパーツもスタートから積極的にデリバリーするつもりだし、その準備も着々と進んでいる。

 今年もARRCにはアストラチームや古巣のブンシュウチームともコラボの予定だからAP250のチャンピオンも狙っていくよ。

もちろん全日本RR、鈴鹿8耐も今年は40周年記念大会だから万全を尽くして行く。去年1年中シブイ顔だった巧がにこやかな顔になれるように。涼には早く勝ってもらい。iPhone7+を早くプレゼントしないと。金が無い時に言われるとキツイから(苦笑)。哲平は今年、忙しいシーズンになると思う。どのフィールドでも頑張って欲しいな。ハルクのレジェンド?!清は・・・怪我しないように。

 今年もハルク・プロは全力で戦います。応援よろしくお願い致します。

 

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