Vol.256 全日本選手権前半戦

5月のチーム状況

鈴鹿の2&4以降筑波・菅生・ARRC鈴鹿・もてぎとレースが続いた。年間のスケジュールのうち6月で三分の二が終わってしまう(JSBは除き)。

全日本選手権と言っても年間6戦しかないJ-GP2とJ-GP3、ST600は前半に体調崩したり怪我してしまうとチャンピオンシップは諦めるしかない。もう少しレース数が欲しいな。筑波はJ-GP2を2レースやってくれるから1戦多い。他の施設でも考えて欲しいモンだ。

MFJは全日本選手権を中身のあるものにすべく、サポートレースを認めるくらいなら選手権クラスの増戦を真剣に推し進めてくれればいいのに。

 筑波では涼が二連勝し幸先の良いスタートを切った。昨年から乗り始めたGP2マシンをモノにしてきたな。涼は今年8耐にも出場予定で、JSBマシンにも乗っている。先日の初テストで転倒し胸椎を圧迫骨折したが思いの外、早い回復でホッとしている。

その怪我が癒えない中での菅生ラウンドでも勝ち三連勝。先日のもてぎで勝てば四連勝となるところだったが、そうは問屋が卸さない?金曜日のART走行で転倒してから歯車が狂った?決勝も含め最後まで涼本来の切れのいい走りが見られなかったな。

 筑波から連戦が続く哲平。今年はARRCWエントリーなので、一番忙しい。しかしその哲平、元気が無い。全日本とアジアでは使用するタイヤが違うので若干戸惑いがあるかもしれないけど、そんな事言ってる場合じゃない。やるしかないんだ。鈴鹿のARRCラウンドにも応援に行き、あれやこれやアドバイスしたが結果に繋がらず。先日のもてぎでは予選中イエロー区間でのオーバーランでペナルティ。グリッド最後列まで下げられてしまった。

イエロー区間では気を付けなければならないのは当たり前だ。しかし雨が降ってきて路面状況が周回ごとに変わる中、転倒を避けるためにオーバーランを選んだライダーにペナルティ、それも絶望的な最後列。そんなら早く赤旗出して中断しろ!っての。自分たちの判断の遅れには目をつむり、ライダーにはペナルティ。俺は内心頭に来ていたが黙っていた、彼らはそれなりに理屈をこね、自分たちの判断を正当化するだろうし(事実そうだった)、システム上決まってしまった事を覆すと彼等の立場が無くなり、今後のジャッジにも影響するからね。

長い事レースやっていると段々大人しくなる。携わる人達の立場をおもんばかるからね(俺は大人だからね、() )。

 レースでは精一杯、哲平を応援した。結果は8位だったが、最後尾から2周目には14位まで上がり、目の前で転倒したバイクを避けて22位まで順位を下げ、また上がって行くのは相当な集中力がいると思う。まあ、見ている俺達は楽しい?レースでした()。

 巧が残念だった。鈴鹿・菅生を連勝し、臨んだもてぎ。決勝ではトラブルが出てしまい付いて行くのが精一杯だったな。巧はいつも寡黙で見た目は大人しいが、実はそうでもない(当たり前だ、あんな調子でレースなんか出来る訳がない)。テストではセッティングについての要求を出すが、レースとなると本当に頑張る。どんなに悪い状態でも本当に頑張っているんだ。

でもバイク降りた途端、あの調子だからどれだけ苦しかったかが伝わらないんだな(苦笑)。

巧にしてみれば若いノザネの後塵を浴びたのはプライドが許さないだろう。今度のAPまでにまた懸案事項が増えた。俺は良かったと思っているんだ。今のうちにどんどん悪い膿を出しておけば、本命の8耐までにマシンが煮詰まる。

 新型CBR250RRのデビューウインを目指した上原が2位に終わった。予選までは他を圧倒し、そのポテンシャルを見せつけたけど、ウエットレースとなった決勝でセッティングを詰め切れなかったな。まあ、若い上原には先がある。そんな目先の一勝なんて大した問題じゃない(でも、悔しかったな。AP250で散々戦ってきた俺達が国内で負けた)。

大輝!APで圧勝しような。

 あっ!俺も行かなきゃ!のんびりコラム書いてる場合じゃない(苦笑)。

 

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